芝張り

芝張りも植木屋さんに依頼できます。

庭の芝生

今のところ芝生が生えている土地として有名どころは、ゴルフ場、公園、野球場、学校、芝生園なんかがありますが、どこの芝も入念に管理されています。芝張りをしたからといってそのままお手入れをしまいままに放置しているとやがて雑草が生えてきて、せっかく張った芝生が枯れてしまう可能性が大きいです。ゴルフ場を見ればわかるように、爽快な芝生とは手入れもしっかりしないと維持することは不可能っぽいのです。逆に庭一面まばゆい芝生が生い茂っていれば、「この芝凄くキラキラだね、とっても大切にしているのが伝わってくるよ」と感心されたり「いくら注文住宅とはいえこの芝生は素人の扱えるレべルをはるかに超えているよ。きっと高名な庭師の魂の篭った仕事に違いない」と畏怖の念を抱かれたり、「信じられないくらい活き活きと育っている芝生だけどこれって本当に芝生?まるで別次元の生物みたいに活力が漲ってるよ。寝転んで歌ってもいいかな?」と喜ばれたり、見る人が見ればどれだけしっかり管理されているのかは手に取るようにわかってしまうのです。なので植木屋さんに素敵な庭木を植えてもらったり拘りのガーデニングを完成させる際には、そこを散歩する人にもっと癒しを与えるためにも芝張りをすると効果大です。ただどんな庭でも芝生が似合うわけではありませんし、キンモクセイやハナミズキの根元にまで芝生を敷き詰めるのもよくありません。ちょっと殺風景だし子供が安全に遊べるように、といった理由で芝張りを行う人が多いようですが、実現させるべきかどうかは一応植木屋さんに相談してみると明確な返答を貰えると思いますので、迷っていたり自信がないのなら話を聞いてもらってもこちらは全く損をしないでしょう。また芝生には爽やかで健康的なイメージを与えるという印象がありますが、それだけでなく住み心地のよい住宅にしてくれる効果もあります。暑い夏には剥き出しの地面よりも芝生の方が涼しくなりますし、寒い冬には逆に冷気を緩和してくれるなんとも素晴らしい効果があるのです。これは植物全般に当てはまることなので壁面緑化や屋上緑化にも同じことが言えます。植物に囲まれていれば厳しい自然の気候を和らげてもらえるので、家中を植物で囲うようにしている住宅は世界中にあるようです。そこまでやらないにしてもお庭に芝生を張るくらいならコストもそれほどかかりませんので、スペースがあるのならぜひ一考してみましょう。時期は他の植物と同じように3月~4月のこれから動き出すぞ、という直前がベストなのですが、まだ春じゃないけどどうしても今月中にやりたいというのなら我慢して待たなくてもいいかもしれません。この時期が一番根が付きやすいと言われていますが夏や秋に芝張りをしたという記録もないわけではありませんので、春でないと100%失敗するとは言いません。張り終わって根も安定してきたら長く芝ライフを満喫するためお手入れをしましょう。きっと隙間から雑草が生えてくるでしょうから、見つけたらその場で抜いてやります。あとは芝刈りもも忘れてはいけません。植物も動物も子供も成長する春から夏にかけては芝も元気の証なのか伸びてきます。それを「うんうん逞しいね、こりゃいいことだ」と放置してはダメで、適当な時期を見計らって芝刈りを行いましょう。なにも成長の邪魔をしようというのではなく、また見た目をきれいにするためだけが理由でもなく、これは芝にとっても有益な作業なのです。上への成長を横に広げるイメージで、芝刈りをすると芝生の密度が高まって雑草も生えにくくなる、そんな効果を持っているので残酷な行為ではありません。健康な芝生なら毎年成長して伸びてくるでしょうから、定期的に芝刈りを行ってさらなる健康を願ってあげましょう。ただ時期的には暑い季節になるでしょうから自分でやる体力がない、気が進まない、そんな気持ちになってしまうのも無理はありません。でもサボってそのままにしとくのは良くありませんので、植木屋さんにでもお願いして手入れしてもらいましょう。